野菜を食べない日本人とピザは野菜というアメリカ人

アメリカ映画をみてると、アメリカ人ってみんなジャンクフード好きだと思ってしまうのは僕だけかな。

いや、実際アメリカへ行くと、顔より大きなピザがあったり、

あご外さなきゃ食えないでしょ!ってくらいビックサイズのハンバーガーなんかもあったりして。

ジャンクフード好きというか、肉好きというか。

デザートも激甘で。。。ハイカロリーな料理ってたくさんありますよね。

 

ハンバーガーは小学校の給食でも提供されるそうで、家庭から学校まで

幅広く愛される国民食なのは間違いないんですね。

 

だけど、そんなハンバーガー×ポテトの組み合わせは

「小麦×肉の脂×化学調味料×揚げ油」のゴールデンカルテット

最凶ジャンク四重奏なんて呼ばれていたりして

この組み合わせは、いろんな病気の原因になったりするから要注意。

 

ちなみに、映画の話になったのでアメリカ代表するハンバーガー、マクドナルドの歴史を知るなら、

この映画『The Founder』(ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツがおすすめ。

これは面白から是非!

 

それでもたまにさ、

パテは赤みの残るミディアムレアで、ソテーされた大きなマッシュルームとハラペーニョ、

トマトやレタスをはさんだバーガーなんか食べたいなぁ、なんて思ったり思わなかったりw

昔は好きだったからね。今じゃ食の好みが変わればその欲求もないんだけどね。

「やっぱりおにぎりと緑茶でしょ」ってね。

 

今日は、そんなジャンクフードや肉好きイメージのアメリカだけど

実は、アメリカ人より野菜を食べない日本人って知っていましたか?

 

アメリカでは、ここ20〜30年で肉食中心の食生活から

日本食や食物繊維を多く摂るようになってきました。

 

政府が編集した刊行物で、食料・農業・農村に対する国民の理解と関心を高めるための

「食料・農業・農村白書」によれば、日本人のライフスタイルは大きく変わったようです。

 

米を中心に、魚や肉、野菜、海藻、豆類などの食材をバランス良く組み合わせた

「日本型食生活」が、日本人の平均寿命、健康寿命ともに世界トップクラスにしてきました。

DAY BY DAYのセミナーでもよく紹介する「まごわやさしい」ですね。

 

しかし、1965年頃から日本人の食生活は

肉類・油類の消費が増え、野菜の消費が減少するという「食の欧米化」が起きています。※2)

その一方で、アメリカでは1980年代から野菜消費量が増加し、1990年には、

減少傾向の日本とほぼ同じ水準にまで上昇し、これ以降アメリカの方が野菜を多く食べているということです。

白書の中では、日本人1人あたりの年間野菜消費量が記されています。

日本人1人の野菜消費量は1968年の137kgをピークに、2013年には102kgと年々減少傾向にあります。

 

つまり、アメリカ人は、日本人よりも多く野菜を食べているということなんですね。

その結果、アメリカ人の大腸がんの死亡率はどんどん減少し、

今や日本人を大きく下回るようになったといわれています。

また、白書の中には総務省の「家計調査」より、生鮮肉の消費支出が

2008年に比べ、2018年には全世代で増加していると記されています。

2018年の食品別の食料消費支出額でも、トップ10に

3つ肉類が入っていることが分かります。

・3位豚肉(2008年 4位)

・6位牛肉(2008年 6位)

・10位鶏肉(2008年 14位)

 

食の欧米化が進み、野菜消費量の減少が続く日本人は

食物繊維が足りていないため、便秘の人が多いのも当然です。

また、野菜にはビタミンやミネラルなどの大切な供給源です。

 

がん予防だけでなく、循環器系の疾患など

十分な量の野菜を摂取することが大切だといわれています。

厚生労働省では、成人の成人の野菜摂取目標値を1日350g以上に設定していますが、

平成29年の国民健康・栄養調査によると、

野菜摂取量の平均値は1日276.1gとこれより少ないのが現状です。※3)

また、2007年の国際比較では、日本人1人あたりの野菜消費量は290.91gとなっており、

世界177カ国の平均225gを上回っています。

しかし、アメリカ以外の欧米諸国よりも低く、アジア諸国では、中国、韓国は日本の倍以上です。※4)

なんだか調べれば調べるほど、寂しい気持ちになってきました。。。

 

日本では全体的に野菜を摂る意識は低く、最も意識が高い60代。

中高年になって健康を意識はじめ、食生活への関心が高まるんでしょうね。

働く世代ほど野菜が摂れていないのが現状のようで、忙しく働く人ほど野菜が食べられない。

 

日本の働く世代にとって忙しいから食事はラクに簡単に済ませたいと考えるのは当然です。

それでも野菜不足を解消したいと考えている人は多いはず。

野菜を摂りたいけど、十分に摂れていないという状況をなかなか変えられない人が多いのかもしれません。

 

忙しい人にとって、できるだけ時間をかけずに効率よく野菜を摂りたい。というのが理想ではないでしょうか。

僕も働き世代ど真ん中、さーこれからやるぞ!っていう30代前半で病気になりました。

だからこそ、体調管理や食生活のことは昔以上に気を使っています。

 

忙しいときこそ取り入れたい、野菜をたくさん摂るおすすめの方法があります。

それは、コールドプレスジュースです。毎朝フレッシュな生搾り野菜ジュースを飲むこと。

何が良いかって?

それは、シンプルに美味しく健康に良いから。

体に染み渡る感覚とみなぎる活力は、エナジードリンクとは比べ物になりません。

朝食を作る時間がないときや、間食代わりに取り入れれば、手軽に野菜の栄養を補えるのが魅力ですね。

 

もし、忙しくて野菜が足りてないなというあなたは

この機会にぜひコールドプレスジュースライフをスタートしてみてください!

 

ジュースのセミナーはDAY BY DAYのスケジュールをご覧ください。

また、ジューサー購入は、DAY BY DAY ONLINE STOREよりお願いします。

 

それではまた、アキでした!

 

P.S)

アメリカが肥満大国であるのは有名な話ですよね。

アメリカの働く世代も日本と同様忙しく、その結果、食生活がおろそかになり

運動不足になったりしやすく、日本以上に肥満に悩まされている国です。

子供の肥満は、3人に1人でその3人に1人が糖尿病の可能性がある状態。

 

オバマ政権時、ミシェル・オバマ大統領夫人

は、食生活に果物と野菜を増やすことで家族の健康が向上した経験から、「Let’s Move」と呼びかけ、子供の肥満防止キャンペーンをはじめました。

そんな食生活改善キャンペーン中、ドキュメンタリー映画「Fed Up」も話題になりました。

ネタバレになるから、気になる方は見てほしい作品なので、映画の中から名言を1つだけご紹介。

 

「ピザは野菜!」

 

おいおい、そんなバカな。って思うかもしれませんが

ピザとフライドポテトが野菜と認められる国アメリカ。

そりゃ、昔マックが学校給食に入り込むわけですよ。

アメリカよりも野菜を食べないってどういうこと?

ますます、気になります。

 

  1. 1)「食生活と食育に関する世論調査<概要>」 平成26年10月(東京都生活文化局)
  2. 2)「野菜の消費をめぐる状況について」 平成25年1月(農林水産省)
  3. 3)「平成28年国民健康・栄養調査結果の概要」(厚生労働省)
  4. 4) 「1日1人当たり野菜供給量の国際比較(2007年)」(一般社団法人 ファイブ・ア・デイ協会)
  5. 5) 中村丁次、栄養の基本がわかる図解事典. 成美堂出版(2017)
  6. 6) 「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書(厚生労働省)
  7. 7)平成30年度食料・農業・農村白書全文(農林水産省)
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